新刊のお知らせ「しあわせなお産にオキシトシン」

このたび、当院の院長齊藤純子の新刊『しあわせなお産にオキシトシン』が発行されました。

本書では、これまで語られることの少なかった無痛分娩の現場について詳しく解説し、その最大の問題点として「オキシトシンを自分で出せないこと」に着目しています。痛みを伴わない麻酔分娩を選択する前に、自然分娩の大切さについて考える機会を提供する一冊です。

近年、出生数の低下に加え、病院での「無痛分娩」が主流となりつつあります。その一方で、自然に産みたいと考える人の数は減少し、不妊治療に悩む人も増えています。本書は、助産師歴40年、1,000人以上の新たな命の誕生に関わってきた著者が、無痛分娩のリスクや会陰切開の問題、さらには「痛い」というイメージにとらわれがちな出産とオキシトシンの効果について、現場の知識と知恵をもとにわかりやすく伝えています。

特に、中高生から出産適齢期前の方々に向けて、「妊娠・出産・子育て」において重要な心とからだの準備について提案しています。未来の親となる世代が、自分の体と出産についてより深く理解し、主体的に選択できるようになることを願っています。

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『しあわせなお産にオキシトシン』は、オンラインショップにてお求めいただけます。ぜひご一読ください。